倉吉銀座;鳥取県倉吉市

あちこち銀座

銀座巡りのため、生まれて初めて山陰地方へ行くことにしました。色々とトラブルもありましたが、それは後述。まずは倉吉市というところにある倉吉銀座です。

どこにあるの?

鳥取県にあります。鳥取県は東西に細長い形をしていますが、そのほぼ中央に位置する倉吉市の中心部。山陰本線の倉吉という駅はこの場所から直線で3kmくらいです。

どうやら土蔵群が有名だそうで、倉吉銀座というよりも白壁土蔵群と言ったほうが地元の人にも分かり易いみたい。

どうやって行くの?

山陰本線倉吉駅からは直線距離にして3km強ほどありますので、駅から歩いて…は行けなくはないですが、あまり時間が無い中でその移動のためだけにこの距離歩くのはちと心細いです。

っつーことで倉吉駅の近くにあった観光案内所でお尋ねしてみました。こちらの観光案内所ではレンタルサイクルもやっているって話があったので、お借りできないかとも思い。

しかしそのレンタルサイクルは午後4時には営業終了で返却必要とのこと。この時の時間は午後三時半でしたので、もう無理でした。っつーことで近くにあったバスで行けますよ、というご案内をいただいて、バスで移動です。

駅前の2番バス乗り場から、結構数多く白壁土蔵群に行くバスが出ます。バスのご案内ページはこちら

ちなみにバスでは鉄道の交通系カードは使えませんでしたので現金払い、久しぶりにバスで乗車整理券とゆーのを受け取りました。こんなん。

穴?違います、六です。乗ったバス停の料金区分番号が「16」なんです。6と9が区別しにくいから…なんでしょうかね、6が漢数字で表記されてまして。上下の別がわかるようにってことならアラビア数字の下に下線を入れそうなもんですが、十の位はアラビア数字、一の位は漢数字という斬新な表記法になっていました。

赤瓦・白壁土蔵(明治町)という停留所で降りますが、思っていた以上に駅から離れます。

もっとゆっくりとゆーか、午前中から来れば自転車借りてきたほうがいいかも何しろ結構広いエリアですし、細かいお店・道が多く、かつ平ぺったいので自転車での移動に適している気がしました。

どんなところ?

こちらの街は空襲が無かったんでしょうか、その名のとおり白い壁の土蔵が町のあちこちにあり、それらを店舗に改装した店がたくさんありました。通りというよりは町全体が”商店街”として観光地ウリになっているのかな。

街の中に古臭くていい感じの建物がいくつもあって、ぼやぁっと歩いていてもなかなか楽しめます。

このあたりは市役所に近い場所でもあり、一本の通りというよりは、町全体でレトロ感を演出してるような。で意外だったんですが、結構不便な場所じゃないかと思うんですが中国人観光客が多いんです。

最近のインバウンド観光客は地方都市に注目してるなんてぇ話を聞いたことがありますが、本当にそうなのねって思いました。もっとも、この人達大声なんですよね。なんとなくですがわたし的には雰囲気台無しって気がして、あまり好きにはなれません。

街ブラしていて、途中第53代横綱琴桜の顕彰碑に行き当たりました。

やはり横綱ともなると地元のヒーローなんですなぁ。

全体として、観光地として頑張っている感はあります。レトロな感じの建物を上手に演出しているお店が多く、それらが街歩きに丁度良い感じ。「銀座」という名前は一応残ってはいてるものの、あまりそれを押しているようには感じませんでした。といってもあちこちに倉吉銀座って看板みたいなのは見かけましたけどね。

で、何があったん?

実は今回の山陰地方への旅行は、2024年11月29日(金)にお休みをもらい、前日の木曜日の夜にサンライズ出雲とゆー夜行列車で出雲市まで行って、そこから島根県益田市にある益田銀座というところへ行くことから山陰銀座巡りを始めるつもりでした。

益田銀座は2025年3月には解散して他の商店街と統合してしまうという話もあり、無くなる前に行きたかったとゆー事情もありまして。

ですが、金曜日午前中に急にエライ人の来客とゆーのが入ってしまったため、泣く泣くサンライズをキャンセルし、午後から飛行機で島根県の西部に入って…と計画を見直し、それに従って午後三時過ぎに飛行機で羽田を出発。

1時間ちょいくらいのフライトで、萩・石見空港に着陸するはずでしたが…

この日は荒天。飛行機は着陸しようと高度を下げ、もう滑走路も周囲の建物も見えるってところまで来ましたが、急に機首を上げエンジン音を上げ…再度高度を上げてしまいました。

アナウンスによると強風のため着陸できなかったとのこと。上空で旋回しつつ風がおさまったところをみて着陸を試みる…とのことでして。

結局、あと2回即ち計3回着陸を試み、最後はあきらめて羽田へ戻ることになってしまいました。

羽田へ到着してからANAのカウンターで手配しなおしですが、翌日の同じ飛行機に振り替えとなると島根県の西の端に午後5時くらいに到着ってことになっちまいますので、ほとんど何もできないことは明白。

同じエリアとして変更してもらえるという出雲空港に、翌日朝一番の飛行機で行くことにしてもらいました。これが終わったのが夜9時半。6時間半、口にしたのは飛行機内でくれた飴玉くらいのもんです。

ところが今度は、翌日朝一番ってのが問題に。

飛行機の変更がややこしかったため、係員の方が手書きで予約情報をくれたんですが、このため搭乗手続きは出発の一時間前にチェックインカウンターに来てくれ、と。これじゃ家に帰っていたら間に合いません。

飛行機が欠航になったことで島根県のMASCOSホテルは無料でキャンセルに応じてくれました(すっげぇ親切なの。また島根に行く機会があったら、今度こそ宿泊させてください)が、結局もっと高い羽田近くでホテル宿泊となりました。

こんなに面倒くさいことになるなんて、出雲大社の神さんになんか嫌われるよーなことしたのかしらん?

 

 

 

 

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