2024年6月の東北・北海道弾丸ツアーの最終訪問地は北海道函館市。ここにも通称函館銀座と呼ばれる銀座商店街があります。
どこにある?
函館銀座は函館山の麓にあります。
上記の地図で示した場所は銀座通という名称のバス停です。
実際の銀座通りは、そのもう少し東側に行ったところに南北に走る道にそった場所のことのようです。
ただ、現在はこの場所は繁華街というにはほど遠いです。函館の繁華街は別にあるんですな。でもって、商店街らしさもあまり残っておらず、住宅街化が進んでいます。
タクシーの運転手さんに函館銀座へ連れて行ってちょうだい、とお願いしたところ、ついた場所はこんな感じでした
向こう側に見えているのが函館山。
アーケードが残っていますので、何とか商店街っぽさが残っているって感じでしょうか?
でも銀座という名称のバス停は、この通りのもう一本南側です。
どんなところ?
タクシーの運転手さんの語りによると、函館の街は函館山の麓から発展し始めたそうで、その最初期の繁華街が函館銀座と呼ばれていたそうです。
函館の街は昔から何度も火事を出しているそうで、防火のために道路をすごく広くしたんだそうです。なのでこのあたりでも本土の数多くの街に比べてかなり道が広いです。
逆にそのために商店街っぽさがほとんど失われてしまっているんですが、いくつかの店に銀座の名残を確認できました。
営業してるんだかはわかりませんけどね。
こちらのラッキーピエロというお店は函館の有名外食チェーンだそうで、結構人気があるんだとか。
これまたタクシー運転手さん談なんですが、大きなハンバーガーとか大盛りのオムライスとかが有名なんだとか。実を言うと他の場所でこの系列の店を見かけましたが、そこは確かに人気店みたいで行列してました。
でもこの銀座店は行列してないんだよなぁ。
ということで通りを少し歩いてみましたが、なんとなく趣のある感じの建物はいくつか見られるものの、営業してないんですな。
営業していても元々とは全然ちがう店だったりするみたい。
函館市というところは当然ながら大変な観光地でして、わざわざこんなところを訪問しようって人はまずいないよ、なんてくだんのタクシーの運転手さんに言われてしまいましたが…
観光地なんですよ
この銀座通りに並行するようにして路面電車の路線がありまして、そこにはこんな電車が走っていたりもします。
また、先述のとおり函館山の山麓に広がる市街地でして、近くに観光地が数多くあります。何でも函館市の観光スポットの7~8割は函館山周辺にあるそうですから。
でもそれらの観光スポットの悉くが、銀座通りではないんですよね。
なんでこんなことになっちゃうのかしらん?
でもこの銀座通り自体には観光スポットがなくても、西へ歩けば函館山、北へ歩けば赤レンガ倉庫街だったりします。
函館市内の銀座通りは、観光地や繁華街としての役割はほぼ完全に終わってしまっていて、今は割と静かな住宅街、ちょっぴり商店街の風情をのこしつつ…ってな感じになってました。
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