梶原銀座・梶原仲銀座・上中銀座(東京都北区)

あちこち銀座

都電荒川線の梶原停車場近くにある商店街です。

どこにある?

梶原銀座・梶原仲銀座は荒川線の北側。上中銀座は南側です。

歩いてみた感じ、たぶんこーだろなってだけですから、間違っていたらごめんなさい。

どんなところ?

梶原停車場を降りて線路を北側へ渡り、線路沿いに東方向へ少し歩くと左手に割と大きな和菓子屋さんが見えてきます。都電最中とかがウリみたい。こちらの店が梶原銀座のとっつきです。

訪れた日(2024年2月24日)は、線路沿いにガードレールのようなもので囲われた土地がいくらかありましたので、おそらく道路拡幅のために用地買収されたんじゃないですかね。

で、こちらの商店街は見事に寂れてました。ほとんど店はありません。ちらほらあってもとても流行っているようには見えないです。

割と北の端に近いところにヤマザキのストアがあり、店頭にコインゲームがありました。昭和感満載のコインゲーム、こんなのが店頭に置かれているという様子がもう懐かしいんですが、何しろ周囲の様子は昭和は遠くになりにけり…な感じでしっかりガッツリ現代風な雰囲気ですので、結構な違和感があります。

そのまままっすぐ北へいくとセブンイレブンがある交差点にたどりつきます。これを左に折れると、そこは梶原仲銀座と言うみたいです。「みたい」というのは、特に大きなゲートとか看板とかがあるわけじゃなく、梶原仲銀座でございって小さな名札みたいなのが電柱にあったからってだけです。

そしてその梶原仲銀座、やってる店なんてほとんどありません。八百屋らしい店がやってはいましたがオヤジが椅子に座って周囲を睥睨していて、近寄りがたいです。シャッター街を通りこして、既にほぼ一般の宅地化が進行している地域になってしまってますね。

ちらほらあるお店も、住宅地の中に点在する、みたいな感じです。

上中銀座は?

荒川線の南側、梶原銀座をそのまま道なりに伸ばすと上中銀座となるようです。

こちらはとても小規模で、100mくらいですかね。そこにお店が…ほとんどありません。梶原仲銀座よりも更に宅地化が進んでいます。

JR宇都宮線の王子と尾久のちょうど真ん中ぐらいに位置していて、歩いてくるにも結構シンドく、また商店街の通りが完全に車の通り道というか抜け道のように機能していて、とてもじゃないですがショッピングを楽しむなんてところにはなっていません。

これまで商店街をいくつか見てきた感じからすると、車を通すようにしてしまうと商店街は一気に廃れてしまうような気がします。逆に言えば、繁盛している様子の商店街は、たいがい車がほとんど通っていません。

考えてみれば当たり前で、車が通るショッピングエリアなら店頭に駐車場がなきゃいけませんもんね。人が歩く商店街であれば、車なんか通しちゃいけないんだろうと思います。

でもあらためて地図を見ると、上中銀座の南の端から更に南のほうへいくと京浜東北線上中里駅があります。直接行ける道はなさそうで結構ぐにゃぐにゃ曲がってますが。

で更にもうちっと南には旧古川庭園、逆に王子のほうには渋沢資料館と、結構細かい興味をひく施設があるようでした。何も調べないで途中下車の旅なんてやってると、こーゆーのを見逃してしまうわけですな。

ちなみにこの近くには先日訪問した染井銀座などもありますので、このあたりってやたらに銀座があることになります。

コメント