都電荒川線(今は東京さくらトラムと言うそうですが、なんでこんな名前に変えちまうんでしょうねぇ)三ノ輪橋駅停留場のところにある商店街が通称ジョイフル三ノ輪、三ノ輪銀座商店街です。
どこらへん?
上述のとおり都電荒川線三ノ輪橋停留場を出てすぐのところが商店街入り口、そこからゲートをくぐって商店街の中をのぞくとまっすぐ早稲田方面に向かって道が伸びています。
どんな商店街?
都内の商店街では珍しくアーケードがあり、雨降りでも安心してお買い物ができる商店街です。
並んでいるお店は昭和感満載。タイムスリップしたかのような様子の店が数多く並んでいます。商店街というのは最近は寂れているところが多く、すっかりシャッター街になっていたり、それが進むと完全に一般住宅の並びになってしまっていたりしますが、こちらはそんなことはなく、案外いろんな店がちゃんと営業しているようです。
途中、お風呂屋さんがあったり。生活を支える商店街ですな。
この通りをずっと道なりに歩き、端っこまで行って左折すると、すぐに荒川一中前停留場。よーするに、荒川線と並行して一駅分です。
本当に銀座なの?
先述したとおり、この商店街は通称をジョイフル三ノ輪といいます。あちこちの看板にもそう書かれていて、どこにも銀座とはありません。もしかして一部の人が勝手に銀座って呼んでた頃もありますよ、的なことなのかしら?と思いきや。
ちゃんとここは銀座です。三ノ輪銀座商店会という組織があり、その事務所がちゃんと銀座であるという看板を出しています。
もっとも、この日(2024年2月24日)に歩いている中では、この看板以外に銀座であることを示すものは何も発見できませんでしたが。
むしろジョイフル三ノ輪のほうが通じやすいんじゃない?
映画のロケ地だったり。
商店街には、比較的大きな昔ながらのお肉屋さんがありまして。
ふと見ると、その端っこに映画「万引き家族」のポスターが貼られていました。どうやらリリーフランキー演じるオヤジがコロッケを買っていたお肉屋さんとゆーのがこちらのお店だそうで。なるほど、あの映画の雰囲気にはピッタリかもしれへん。
ところが実はあのコロッケ、他の店のものだそうでして、このお肉屋さんではコロッケなんか売っていないんです。そこはそれ、演出というか設定というか、あくまで物語の中の設定として、どーしてもお肉屋さんでコロッケを売っていてほしかったんでしょうね。
まぁたこの店ってのが、コロッケ売ってそうな感じなんだもの。
まとめ
三ノ輪銀座の周辺の道路も少し歩き回ってみましたが、特に店が集まっているって感じでもなく、この通りだけにほぼ集中しているようです。ただしほぼ地元密着、生活に根差した商店街のようで、観光客がウロついてとても楽しく過ごせます、なんてぇ所ではありません。
古臭い雰囲気を楽しむつもりでブラブラ歩く、くらいの感じで訪問するのが良いのでは。
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