スマホ更新とセキュリティ

家族がスマホを変えたなら

この週末、家族がスマホを交換したいと言い出しまして、そのサポートをすることになりました。

なにしろ我が家では電脳関連はほぼ全てオヤジマンである私が対応することになっており、家族のほうは希望を言うたら待ってるだけ状態になりますので、大変なんです。

かつ面倒くさいのが、私はAndroidなのに家族はiPhoneってこと。

いちいち細かいところで操作方法とか個別のサービス名称とかが違っているのが、イライラさせられる原因の一つですな。

普段使いしているスマホのアプリ、いちいち認証のための操作なんかしないですよね。

たいがいログインしっぱなし。スマホの電源オンして顔認証か指紋認証で起動したらもうアプリはログイン済状態、タップすると即起動します。普段は便利ですよ、普段はね。

ですがこの使い方、まぁ皆さんおそらく似たようなもんじゃないかと思いますが、導入した時期によって認証情報が微妙に違っていたりします。

いいんですよ、パスワードとかは本来共通にすべきじゃありません。

セキュリティ保護の常識として、パスワードを共通にするってのはダメダメです。もちろん、わかりやすい単純なパスワードなんてダメです。

覚えてれば、の話ですが。

ヤらしいのが、自分なりに特有なフレーズにしているつもりが、その特有なフレーズってのがいくつもあって、結局どれが正しいかわかんない、ってやつですかねぇ。

で、スマホを更新して最新機種になって、ケース屋さんで新しいケースを選ぶ楽しい時間を過ごし、帰宅してからはそれをつけて、電源ONして、おニューの起動画面とかを喜んだのもつかの間。

バックアップからのリカバリ、アプリ再インストールの苦難の行軍となります。

ショップでは、データやアプリの移行は簡単にできますよ、と手引書なるものをくれました。

そのおかげで、写真とか電話帳とかはすぐリカバリできたのですが、そのあと、アプリのインストールから先が大変です。

そもそもどんなIDでサインアップしてたやら？から始まり、

といったことでドタバタしまくり。

自分のAndroidならGoogle大先生に認証情報を管理してもらっているんですから、なにしろリンゴちゃんは私には全くわからず、アプリ一件ずつこんな作業を繰り返します。

SNS系アプリならまだしも、ゲームなんてでこんな作業やらされた日にゃ、イライラが２割増し（当社比）。

認証情報は大事ですよ。そりゃわかります。

でも、いろんなアプリのための認証情報が様々あって、ドレがドレだかきちんと長期間にわたり覚えていられる人ってのは、少数派なんじゃないかなぁ？

常人は、忘れちまいますって。

そんなこんなで、何とか通って設定はできても、やたらメモばかりぎょーさんできちゃったりして、でも汚いメモなんもんだからまたワケわからなくなり、数年後に同じようなことを繰り返すんでしょうな。

このような体験を通し、ユーザはできるだけ簡単なパスワードにしようと工夫するようになってしまうのです。

そろそろ認証の仕組みも抜本的に見直すほうが良いのかもしれません。